多頭飼いを考える時、費用がどれくらいかかるのか不安になる人は多いと思います。
うちも20年以上、猫を迎え続けてきましたが、費用は単純に増えたわけではありません。
何にお金をかけるかが、世代ごとに変わってきました。
猫を取り巻く環境も、20年で大きく変わっている
一般的にも、猫の推計飼育頭数は2005年の約1,008万頭から、現在は885万〜907万頭ほどで、実はそこまで増えていません。
それでもペットフードの市場規模は、2017年の5,015億円から2024年には7,078億円まで伸びています。
日本の消費者物価指数自体も、2005年から現在にかけて約20%上昇しています。同じものを買うにしても、単純に値段が上がっている部分があります。
猫の数が増えたからというより、物価そのものの上昇と、1匹にかける金額や商品の種類が増えたことの両方が重なっている、ということなのかもしれません。
医療費は、むしろ今の方が少ない
初めて猫を迎えた頃と今とでは、医療費のかけ方が大きく変わりました。
ワクチン事情の変化
初めて猫を飼った時は、毎年きちんとワクチンを打っていました。
20年以上お世話になっている動物病院ですが、もともとの院長先生は今はセンター長になり、直接会う機会は少なくなりました。
そのセンター長から、完全室内飼いなら、ワクチンをしなくてもいいのではないか、と言ってもらったことがあります。
それもあって、今の子たちはほとんどワクチンをしていません。
だから今のところ、医療費は少なめです。まだ若い子が多い、というのもあります。
20年以上前の医療費は、毎年のワクチン代と、その時に受ける血液検査にお金をかけていました。
今はワクチンが必須ではなくなった分、血液検査を受けるきっかけもなくなったので、体調にはより気を付けるようにしています。
ペット保険の選択肢も増えた
ペットの保険も、今は何社もあって当たり前になってきていますが、20年以上前は2社くらいしかなくて、加入している人自体も少なかったです。
日本でペット保険が始まったのは1995年で、今は取扱会社が18社まで増えています(2025年5月時点)。加入率も約21.4%、契約件数は340万件を超えています。
2005年より前は、法改正前の悪質な業者もあってイメージが良くなかった、という背景もあるようです。
私自身は、今も保険には入っていません。
フードは、知識がついてから選ぶ基準が変わった
医療費が減った分、フードにはお金をかけるようになりました。
安いものを選んでいたわけではありませんが、知識がなかった頃は、収入のこともあっていろいろ試していました。
今は、着色料は見た目でもわかるように使っていないものを選んでいます。
下部尿路や、pHコントロール、吐き戻し軽減といった効果を謳ってるものに気を付けたりしています。多頭飼いでのフード管理についてはこちらの記事にまとめています。
トイレ用品は、鉱物系から今のシステムトイレへ
トイレ用品も、時代とともに変わってきました。
20年以上前は鉱物系の砂から始まり、植物系の砂、木材チップと変わっていき、今はずっとシステムトイレに落ち着いています。シーツの選び方や運用についてはこちらの記事にまとめています。
時代が変わるたびに、金額も考えながら選ぶようになって、私自身もいろいろ知識を身に付けさせてもらいました。
まとめ:費用は増えたんじゃなく、かける場所が変わった
うちの場合、医療費は減って、フードや知識にかける部分が増えました。
物価が上がっている分は素直に上がっていると思いますが、それに加えて、何にお金をかけるかも変わった、というのが実感です。
同じように費用が気になっている方の、参考になれば嬉しいです。
この記事で紹介した内容に関連するグッズは、猫のお世話グッズまとめにまとめています。
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