【実体験】猫6匹と暮らす私のリアル!多頭飼いの喜びと大変さ、そして乗り越え方

動物

こんにちは、ゆきです。

「猫ちゃん、もう一匹お迎えしたいな〜」「でも、多頭飼いって実際どうなんだろう?」

猫好きさんなら一度は考える多頭飼い。可愛い猫たちに囲まれる夢のような生活を想像しますよね。

私もそうでした。現在、わが家には個性豊かな保護猫たちが6匹(2期生)もいます。

想像をはるかに超える「猫まみれ」な毎日を送っていますが、その分、大変さも6倍。

この記事では、猫6匹と暮らす私のリアルな実体験を元に、多頭飼いの最高の喜びはもちろん、直面する大変なこと、そしてそれをどう乗り越えてきたかを正直にお話しします。

この記事を読めば、多頭飼いのメリット・デメリットが具体的に分かり、「うちの子にもう一匹…」と悩んでいるあなたの背中をそっと押したり、あるいは冷静に判断するきっかけになるかもしれません。

1. 喜びは6倍!猫6匹と暮らす最高の瞬間

まず、多頭飼いの何がそんなに幸せなのか、心温まるエピソードからご紹介させてください。

猫同士の絆に感動する毎日

これぞ多頭飼いの醍醐味! 想像してみてください。

ひなたぼっこしながら、お互いを毛づくろいし合う猫たち。 元気いっぱいの「わんぱくコンビ」が、おもちゃを追いかけて部屋中を駆け回る姿。

昼寝は、仲良く2匹、3匹がぴったりくっついて寝ている姿を見つけた時なんて、もう胸がいっぱいです。

猫同士にしか見せない、あの信頼し合った表情や行動を見ると、「この子たち、本当に仲良しなんだなぁ」と心が温かくなります。飼い主としては、こんなにも愛おしい光景はありません。

個性豊かな猫たちとの出会いが人生を豊かに

猫が1匹増えるごとに、わが家の日常は彩り豊かになりました。

  • 慎重派で少し臆病な茶トラのしろ足袋おばあちゃま
  • 家族にだけは、スリスリ・ゴロゴロ甘える唯一のお坊ちゃん
  • 遊ぶことが大好きなやんちゃなシャム風姫さま
  • 見わけも難しい茶トラの双子姫さま
  • いつも冷静沈着でみんなを見守る子猫のような白いお姉ちゃま

みんなそれぞれ違う性格を持っていて、その個性がぶつかり合ったり、調和したりする様子を見るのは本当に飽きません。

まるで小さな人間社会を見ているようで、毎日発見と驚きがあります。

寂しい時間が減り、家の中が常に賑やか

私にとって、猫たちはかけがえのない家族です。

多頭飼いだと仕事で家を空ける時間も、猫同士でじゃれ合ったり、寄り添ったりして過ごしてくれるので、寂しい思いをさせることが減ると感じています。

ドアを開けた時の「おかえり!」のお出迎え、ご飯の時間になるとキッチンに集まってくる大勢の猫たち。

家の中が常に賑やかで、猫たちの存在そのものが癒しになっています。

2. ここが大変!猫6匹と暮らす上でのリアルな苦労と乗り越え方

もちろん、多頭飼いには大変なこともたくさんあります。私が実際に直面した課題と、どう乗り越えてきたかをお話しします。

トイレ問題:「猫の数+1」の神話は本当だった!?

「猫の数+1個トイレを用意する」というセオリーは、本当に重要です!

わが家では、最初(1期生)は猫の数より少ない3つで試したのですが、おばあちゃまがトイレを我慢して粗相してしまったり、今まで使っていた猫砂素材のトイレを使わなくなったりと、トラブルが続出。

乗り越え方: 結局、6匹に対して5つのトイレをリビングや玄関、個室に分散して設置しました。さらに、猫砂の好みもそれぞれ違うので、数種類を使い分けています。毎日複数回、掃除することも欠かせません。

ご飯の管理:横取り防止と数種類準備の戦い

猫は食いしん坊な子もいれば、小食な子、アレルギーを持つ子など様々です。

全員に適切な量を与え、特定の猫が横取りしないようにするのは一苦労でした。

特に食いしん坊なうちの子は、油断すると他の猫のご飯まで食べちゃうんです。

乗り越え方:

  • 個別管理: 各猫のフードボウルを決めて、誰がどれを食べているか把握する。
  • 食事場所の分散: それぞれが落ち着いて食べられるよう、別々の場所にボウルを置いています。
  • 全体管理: 日中は自由に、夜間は、ケージ内で個別に管理し食事の有無を確認します。

医療費の覚悟:まさかの時に備える貯蓄

猫が1匹でも病気になると心配ですが、6匹もいると、誰かが体調を崩すリスクも単純に増えます。

先日も白いお姉ちゃまが急な重度の貧血で病院にかかり、想定外の出費がありました。

乗り越え方:

  • ペット貯金: 毎月一定額を「ペット緊急費用」として積み立てています。急な出費にも慌てないように、これは本当に必須だと痛感しています。
  • 日々の観察: 些細な変化も見逃さないよう、毎日じっくりと体調チェックをする習慣が身につきました。早期発見・早期治療が何よりも大切です。

掃除と抜け毛:どこまでも追ってくる毛玉との戦い

これはもう宿命ですね(笑)。抜け毛の量が半端じゃないです。

特に換毛期は、毎日掃除機をかけても、コロコロをしても、すぐに毛玉が転がっています。

乗り越え方:

  • 掃除機: 換毛期の時は特にこまめに掃除機をかける。
  • ブラッシング: 毎日のブラッシングで抜け毛を物理的に除去することが、一番効果的だと感じています。猫とのコミュニケーションにもなりますしね。

3. 多頭飼いを検討中のあなたへ:私のリアルなアドバイス

私自身の経験から、多頭飼いを始める前にこれだけは考えてほしい、というアドバイスを3つお伝えします。

「お金」と「時間」に余裕があるか

猫1匹にかかる費用や時間もそれなりに大きいですが、頭数が増えれば単純にその分だけ必要になります。

特に医療費は予期せぬ出費が多いので、ある程度の貯蓄は必須です。

そして、全ての猫に平等に愛情を注ぐ時間も確保できるか、よく考えてみてください。

先住猫の性格と、新しい猫との相性を冷静に判断する

猫の多頭飼いで最も重要なのは、先住猫の気持ちを優先することです。

ストレスを感じやすい子、臆病な子であれば、多頭飼いには向かない場合もあります。

新しい猫を迎える前に、獣医さんや専門家にも相談し、客観的な意見を聞くことをおすすめします。

完璧を目指さないこと

多頭飼いは、予期せぬトラブルや、猫同士の相性に悩むこともあります。

私も最初の頃は「みんな仲良しでいてほしい!」と理想を追い求めすぎて、ストレスを感じることもありました。でも、完璧を目指す必要はありません。

猫それぞれが心地よく過ごせる環境を整え、必要に応じて隔離スペースを設けるなど、柔軟に対応することが大切です。

まとめ:多頭飼いは大変だけど、それ以上の幸せがある!

猫6匹との生活は、確かに賑やかで、時に大変なこともあります。でも、それを補って余りあるほどの大きな喜びと温かさを、私は毎日感じています。

猫たちが隣でスヤスヤ眠っている姿、じゃれ合う声、そして私に甘えてくるそれぞれの愛らしい仕草… 全てが、私の人生を豊かにしてくれています。

もしあなたが多頭飼いを検討しているのであれば、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。十分な準備と、猫たちへの深い愛情があれば、きっとあなたも素晴らしい多頭飼いライフを送れるはずです。

猫たちとの毎日が、もっともっと幸せになりますように!

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