【20年の後悔】自分の気持ちを殺して生きてきた私が、自尊心を取り戻すまで

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「自分の気持ちを、もっと大事にすればよかった」 今振り返って、私の自尊心が折れた始まりを辿ると、そこに行き着きます。

20年以上、私の人生には常に目に見えない「ブレーキ」がかかっていました。何か新しいことに挑戦しようとしても、「どうせ自分は大したことない」「これ以上やっても結果は見えている」と、始める前に諦めてしまう。

そのブレーキの正体は、10代の頃の「不合格」という記憶でした。

第1章:親の期待、大学入試の不合格、そして消えない「汚点」

私が進学先を選んだとき、それは自分の意志ではなく、親の勧めた道でした。 自分なりに必死に頑張った。でも、結果は不合格。大学へは入学できませんでした。

「親に責任転嫁している」と言われるかもしれません。でも、あの時の私にとっては、一生懸命に努力した場所で芽を出せなかったことが、取り返しのつかない「人生の汚点」になってしまったのです。

「したいことに挑戦しなかった」という後悔。 「頑張っても報われなかった」という喪失感。

その日を境に、私は自分に自信を持つことをやめました。「大卒じゃないから大企業は無理だ」「自分は平均以下の底辺だ」という呪いを自分にかけ、20年以上、その呪縛を引きずることになったのです。

第2章:うつ病、復帰先での「もう我慢しない」という決断

社会に出てからも、自尊心の低さは私を苦しめました。過去の汚点を取り戻そうと無理を重ねた結果、私は一度、うつ病を患いました。回復までには、ほぼ1年という月日が必要でした。

1年かけてようやく心身を立て直し、必死の思いで社会復帰を果たしました。しかし、その復帰した先でも、心ない環境が私を待ち受けていました。いびりが日常茶飯事で、周囲を攻撃しては自分だけ「仕事ができている感」を出している古株。

「また、あの暗闇に戻ってしまうのではないか……」

ボロボロになりながらも頑張ろうとする私を見て、親は「もう辞めてもいい」と言ってくれました。1年間の闘病を知っている親からその言葉が出るほど、私は追い詰められていたのです。

でも、この時の私は以前のようには我慢しませんでした。 「自分が逃げても、組織に大きな影響はない。でも、ここにいたら私の心が死んでしまう」 数日間悩み抜いた末に出した答えは、自分を二度とうつの暗闇に落とさないための「戦略的な撤退」でした。

第3章:地道な這い上がりと、思い込みを壊した「数字」

その職場を去った後も、すぐに道が開けたわけではありません。職場探しへの不安に押しつぶされそうになりながら、派遣や契約社員として、本当に少しずつ仕事の感覚を取り戻していきました。決して楽な道ではなく、何度も挫折しそうになり、自分の価値を見失いそうになる「紆余曲折」の日々でした。

そんな中、ようやく生活が落ち着いてきたある日のことです。ふと、ウェブで「平均年収」の記事を目にしました。

「自分は底辺の人間だ」とずっと思い込んで生きてきた私の目に飛び込んできたのは、今の自分の年収が、平均よりも「多くもらっている側」にあるという事実でした。

20年前、大学入試に不合格となり、親の期待に応えられなかった。でも、その後に興味を抱いて通った専門学校での知識が、派遣や契約といった雇用形態の中でも着実に私を支え、正当な評価に繋がっていたのです。

過去の不合格は消えません。でも、「私が積み上げてきたものは、無駄ではなかった」。客観的な「数字」が、私の長年の呪縛を少しだけ解いてくれた瞬間でした。

第4章:命の責任を果たしている自分を、もっと認めていい

外の世界でどんなに自分を蔑んでいても、家に一歩入ると、私を待っている存在がいました。 それは猫たちです。

多頭飼いという責任ある生活。どんなに心が折れそうな時も、うつで動けなかった日々も、私はこの子たちの命を守り続けてきました。

外での評価がどうあれ、私は猫たちにとって唯一無二の存在であり、20年以上も命を守り続けるという重大な責任を果たし続けてきた。 その事実は、何物にも代えがたい私の誇りです。

今の私には、実務で磨いた専門知識という武器があり、猫を守り抜いてきた責任感があります。そして、自分の価値を数字で知った「根拠のある自信」があります。

自分の「価値」を、自分だけで決めつけないで

もし、今のあなたが過去の私のように「自分は底辺だ」と暗闇の中にいるのなら。どうか、自分一人の低い評価で、自分を裁き切らないでください。

あなたが「大したことない」と思っている経験や、這い上がってきたプロセスは、客観的なデータやプロの目で見れば、想像以上に価値があるものです。

「自分の気持ちを大事にする」ための第一歩は、客観的な自分の価値を知ることから始まります。

私のように20年もブレーキをかけ続け、ボロボロになるまで耐える必要はありません。あなたの心と、あなたが守りたい生活のために、まずはプロの視点を借りて、自分の本当の価値を確認してみてください。

次のステップ:あなたの「本当の価値」を形にするために

自分の価値を客観的に知るための第一歩は、まず「今の自分」を正しく書類に落とし込むことです。

私が「強みなんて何もない」と思っていた状態から、どうやって実績を言語化し、今のキャリアに繋げたのか。その具体的な方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

【自信がない人へ】職務経歴書で「強みがない」を最強の武器にする方法

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