こんにちは、ゆきです。
転職活動が続くにつれて、「何だか面接で落とされる」と感じたことはありませんか?私は、ある時期を境に面接通過率がガクンと低下し、苦労した経験があります。
特に女性の場合、特定の時期に面接で無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)に直面することがあります。しかし、安心してください。その面接通過率の低下は、意識しておくべきポイントで回避できることが分かっています。
今回は、その実体験から得た教訓を、あなたの活動に生かしてもらうためにお話しします。

1.女性が直面しがちな「キャリアの過渡期」問題
私が転職を繰り返す中で、急に採用通知がパッタリと来なくなった時期、それが世間でいう結婚適齢期でした。
- 面接で聞かれることの事実: 「彼氏はいるの?」「結婚の予定は?」「数年で辞めるとか考えていないかな?」
これらは今ではセクハラと感じる質問ですが、会社側にとっては「採用して育てても、すぐに辞めてしまうかもしれない」という不安要素(リスクヘッジ)になっています。
私たちはこの事実を変えることはできませんが、「そういう時期もある」と知っておくことで、感情的にならず、戦略的に対処する準備ができます。順調な転職活動中に急に通過率が下がったら、一度この「キャリアの過渡期」の問題を頭の片隅に置いてみてください。
2.年齢による質問を「自信の表明」で切り返す戦略

これらの質問に対して、最も重要なのは間を置かずに、自信を持って答えることです。
質問相手は、あなたに対して入社への期待を持っているはずです。だからこそ、その不安要素を払拭できる答え方が求められます。
- 戦略: 「即答(全く質問通りのことは起きません)」 + 「入社後の貢献に関する理由」
少しでも躊躇して答えた時、私は採用になりませんでした。これは、回答内容そのものよりも、「自分のキャリアに対する主体性が低い」と見なされてしまうためです。
しかし、この小手先のテクニック以上に、活動全体で面接通過率を保つための最も重要な要素があります。それが、「会社に入って何をしたいのか」という、貢献への強い気持ちです。
3.面接通過率を保つ鍵は「自分にまっすぐな貢献意欲」
会社側は常に、会社を盛り上げてくれる人、成長させてくれる人といった志の高い人材を欲しています。
そこで、私たち受ける側が意識しておくべきポイントは、「会社が欲している人材なのか、自分がしたいと思っているものが会社にあるのか」を事細かく情報を集めることです。
こちらの【未来を引き寄せるアンテナの張り方】の記事でもお伝えしたように、情報収集を徹底することで、あなたがしたいことがさらに明確になり、面接を受ける姿勢が自然と変わってきます。
- 面接の場を対等な対話にする: 会社からの質問を受けるだけでなく、こちらからも積極的に疑問を質問する場として活用しましょう。
- 軸を明確にする: 「自分がしたいことは何なのか」「受けようとしている会社との共通点は何なのか」といった点を、自分をごまかさずに出すことが大事です。
まとめ:自分をまっすぐに出した時、バイアスは消える
面接の始まりが年齢の問題点だと思われていても、自分の入社後のビジョンや貢献意欲をまっすぐに出せた時、年齢という問題は消えていくでしょう。
あなたの思いは相手に伝わります。自分を信じて「これは譲れない」といった小さなポイントでも良いので、妥協せずに、自分の未来のために面接に臨んでほしいです。
必ず、あなたの熱意と能力が評価される場所が見つかりますよ。
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