こんにちは、ゆきです。
今回は、私が20年以上の社会人経験の中で、仕事の質と自己成長を最大化するために実践している効率的な働き方、その3つの極意をまとめてお伝えします。
「経験が必要なのか」と思うかもしれませんが、経験を積む方法は人それぞれです。ここで紹介するのは、私の「リスク回避」と「時間にうるさい」という独自の前提から生まれた一例です。
あなたの「怠慢ではなく、楽しようと思っているわけでもない」努力が、正しく報われるためのヒントにしてください。

極意1:心に余裕を生む「全体把握能力」というリスクマネジメント
私が一番初めに考えることは、「自分に与えられた物事は一体どんなものなのか」を、作業を始める前にパッと全てに目を通し、全体を把握することです。
- 具体的な行動: 必要なものとそうでないものを判断 → 足りないものを調べたり、注文したりする。
- 初期の動機: 「人に邪魔されそうなものをトコトン排除し、リスクを減らしたい」という自己防衛。
この「身勝手な能力」が、結果的にプロの仕事を生み出します。
全体のボトルネック(障害)を事前に把握しておくことで、周りの人に邪魔され、仕事がスムーズに進まないという最も非効率な状況を排除できます。そのおかげで、自分の仕事だけでなく、他の人の状況も把握できるようになり、困っている時に手助けをする余裕が生まれます。
全体把握を習慣にすることで、何でも見えてきて心に余裕ができるという、素晴らしい成長スパイラルを作り上げることが出来ます。
極意2:スピードより「スキマ時間」を活用する時間戦略

時間とは、みんなに等しく与えられる唯一の平等なリソースです。この平等のリソースをどう使えば、人より多くのことが出来、より多くのことを吸収できるのかを考えました。
その結論が、スピードを上げることより、「スキマ時間」を見つけ、活用することでした。
- 実践: 作業にかかる時間を計測し、その作業と作業の間に生まれる「余った時間(スキマ時間)」を見つける。
- 戦略: 1つ終わって次を始めるのではなく、2つの作業を同時進行にし、一方のスキマ時間に違う作業を入れ込む。
これにより、本来使っていた時間を大幅に短縮でき、その空いた時間を更に違う作業に充てることが可能になりました。
この戦略は、人の1.5倍以上の作業量をこなせるという確信に繋がり、時間の使い方を「量」から「質」へと転換する強力な効率化の柱となりました。
極意3:思考の限界を突破する「人に頼る」戦略
仕事の効率化を考える上で、最もブレイクスルーとなったのが、「人に頼る」という考え方でした。
私は人に頼ることがとても苦手で、意地でも一人で終えたいと考えていましたが、自分の知識だけで仕事を進めることには限界があります。
- 失敗の経験: 聞けばわかる仕事で失敗したとき、何度も試行錯誤しても結果が出ず、経験者に頼って初めて、コツやものの状態といった「ちょっとした事の積み重ね」が失敗に繋がっていたことに気づきました。
人に頼ることは、自分の知識・思考の限界を最短で突破し、辿り着けなかった考え方に出会う戦略です。
これは人間関係を築いていくことにも繋がり、孤立せず、速く正確に仕事を終えるという大きなメリットを生み出します。速く仕事を終えることを考えるなら、人に頼ることは「時間の節約」であり、「成長の加速」であると実感できます。
まとめ:効率化は「あなたの人生への投資」である

今回は、効率よく働くために必要な「全体把握能力」「時間戦略」「人に頼る考え方」の3点をお伝えしました。
この中でも、全体把握能力は、どんなものに対しても有効な、あなた自身の自己防衛と心に余裕を生む必須スキルです。
流されるままの仕事に自分の人生を捧げるのではなく、これらのスキルを意識的に取り入れ、自分の考えを反映させることで、仕事の質を高め、時間を自らコントロールしてください。
あなたの仕事の効率化は、そのまま「あなたの人生への投資」となり、ドンドン時間が前倒しで終えられるようになります。その余裕で、また新たなスキルや知識を吸収していきましょう。
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