【生き方 / 仕事 / 転職】10回以上の転職で気づいた!あなたのキャリアを決める「心の状態」という羅針盤

転職

こんにちは、ゆきです。

転職活動って本当に疲れますよね。たくさんの労力を使う中で、私たちはキャリアの「分岐点」に立ちます。

この分岐点での「心の状態(心境)」こそが、その後の会社選び、仕事内容、人間関係、スキル、意欲といったすべての未来を決めてしまうことに気づきました。

実際に経験するのも良いですが、少しでも良いものを選んで人生に追い風が吹けばと思い、私の経験から得た「心の状態」がキャリアに与える影響についてお伝えします。


1.【負の連鎖】「自己否定軸」が引き寄せるキャリア

私には「働いていました!」と言えるほど働いていない、短期間で辞めた会社がいくつかあります。その時の心境は、気持ちが落ちている、焦りまくっている、人に勧められた、といった自己否定的な状態でした。

入社前:本来の自分軸を無視した「怠惰の条件」

心の状態が良くない時、何が起こるかというと、自分のしたいことを優先にせず、一時的な「楽さ」や「欲」に流されることです。

  • 怠惰の条件: 家から徒歩・自転車通勤、オープニングスタッフは楽かも、給与多めにもらえるし…

こうした「自分を甘やかす考え方」が中心の選択は、「この会社で何を実現したいか」という本来の目的を見失わせます。この状態で入社すると、心のどこかに必ずヒビが入る瞬間が訪れます。

入社後:高圧的な集団と「負の連鎖」

最初の出だしは順調に見えても、心のヒビが入るとすぐに崩れ始めます。最も崩れやすかったのは人間関係でした。

  • 共通した傾向: 高圧的な集団と化す人が多く、教育体制もままならない状態。
  • 負の連鎖: 失敗を重ねる → 気持ちが落ち込む → また転職を考え始める → パッと見の良い企業しか目に映らなくなる…

心境が悪ければ悪いことが重なり、身につくものは少なく、周りが怖くて萎縮する状態に陥りました。この状態は、あなたの心を映した鏡のような企業を連続で引き寄せてしまうのです。


2.【追い風】「自己肯定軸」で未来を変える戦略

この悪い流れを断ち切るきっかけになったのは、自分のしたいこと、または今までしてきたことから企業を探し始めたという「自己肯定軸」への切り替えでした。

きっかけ:

  1. 自分のしたいこと、できることで企業を探し始める。
  2. 転職の専門分野の人に助言をもらう。

これらのきっかけで心の状態に変化が出ると、やってみたいという前向きな考えになり、企業を探す視点も変わり始めました。

入社前:体当たりの覚悟で「納得」の選択をする

企業選びは、したいことや出来ることで絞り始めると、良くなかった心境で引っかかってしまうような企業には、自然と目を向けなくなります。

こちらの【未経験転職の記事】で考察したように、本当に入社するという覚悟から探した企業なので、体当たりのようにいろんなことを聞いて自分の納得する企業を選択できるようになりました。

入社後:自己肯定が引き寄せる「ポジティブな連鎖」

入社前に納得していても、考えていたことと違うことは良くあります。それでも、納得できる部分があって入社したので、仕事は前向きに頑張って続けられます

すると、自分から「良くしよう」という考え方になり、人間関係やスキル、評価などが確実に変化していきました。

  • 人間関係: みんなが怖がるお局様とも必ず仲良くなる。
  • スキル: 仕事効率化の考え方が形成される(こちらの【実績を磨く記事】)。
  • 評価: 日頃の仕事を上司がしっかりと見てくれ、評価が勝手に上がる。

これだけ、「心の状態」という羅針盤がキャリアに影響を与えてくるものなのです。

まとめ:心の状態を整え「最良の縁」を引き寄せる

私の経験から、心の状態でキャリアが180度変わっていくことをお話ししましたが、如何だったでしょうか?

日常でも、良い状態なら良いものしか見ていません。良くない状態なら良くないものしか見ていません。転職という人生の大きな選択でも同じです。

だからこそ、ここで私から言えることは、自分を抑えずに素直に周りを見て行動してほしいということです。

頑なに我を通すのも良いですが、それが本当に自分のしたいこと、出来ることから始まった考え方なのかを、一度ゆっくりと立ち止まって考えて欲しいのです。

こちらの【自己分析の記事】で自己肯定軸を明確にし、心の状態を整えることで、とても良いものを見えない状態にしている「自己否定の壁」を取り払いましょう。

そうすることで、最良の縁を引き寄せ、あなたのキャリアに追い風が吹くはずです。

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